餓狼伝説スペシャル・基礎データ
■「餓狼伝説スペシャル」をプレイするに当って、知っていたら便利なデータ及び、基礎知識をまとめて書いておきます。
【気絶値】
打撃や必殺技、投げを当て続けたり喰らい続けると行動不能の”ピヨり状態”になります。
これは各キャラごとに設定されている、【気絶値】の値を攻撃を喰らうたびに蓄積される【ピヨらせ値(気絶ポイント)】が超えた結果です。
■キャラごとの【気絶値】は以下の通りです。
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11)タン、十兵衛
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13)舞
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14)テリー、ビリー
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15)アンディ、チン、ダック
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16)ジョー、キム
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17)ローレンス
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18)アクセル、ギール(リョウ)
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22)ベア、クラウザー
となっていて、攻撃によりこの値を超えると気絶をします。
■次に相手をピヨらせる【ピヨらせ値】ですが、以下の通りです。
【ピヨらせ値】
通常技・小 通常技・大 必殺技・小 必殺技・大 避け ライン飛ばし 超必殺技 投げ
ピヨらせ値 2 4 3 6 5 5 4 3
という感じで、これは全キャラ共通です。
が、【ピヨらせ値の蓄積時間】っていうのがありまして、一定時間経つと【ピヨらせ値】はクリアーされます。
その【ピヨらせ値の蓄積時間】って言うのがキャラごとに違っていて、さらに技ごとによっても違います。
あまりにも細かい設定になっていますので、ここは大まかにですが、
・【小攻撃<大攻撃】の方が【ピヨらせ値の蓄積時間】が長いということだけ覚えておいてください。
キャラ毎の設定に関しては、法則のようなものがないのでここでは割愛します。
<詳しくは『月刊ゲーメスト増刊 餓狼伝説スペシャル』のムックなんかで調べてください>
※応用ですが、ピヨりをメインで狙う時やキャラなんかの、コンボのシメを必殺技・小でシメるよりも通常技の大の方がいいときがあります。
ダメージなんかはラウンドや残りHPで補正がかかるんですが【ピヨらせ値】には補正がないので、ラウンドによっては【気絶値】用のコンボを狙う方がいいときもあります。
【ダメージ補正】
■「餓狼SP」では、残り体力、ラウンドを先取時に補正がかかります。
大まかに言えば、相手のHP半分以下になると<攻撃力×0.75倍>になり、HPが1/8になると<攻撃力×0.5倍>になる。
(減れば減るほど、防御力は上がっていく)
こちらがラウンドを先取するとこちらの攻撃に補正がかかり、<攻撃力×0.75倍>からスタートする。
(逆にラウンドを取られると、防御力があがる)
また「コンボ補正」に関しては、2ヒット時<攻撃力×0.875倍>、3ヒット目以降<攻撃力×0.75倍>となる。
以下、
CPU戦用の小技、豆知識です。
【上りジャンプAorB攻撃】
■このゲームのCPUの対空は【超反応】で、通常のゲームのように真正面からジャンプ飛込みから大キックなんて入りません・・・;
相手の【超反応】を逆手にとって飛び込む方法として、【上りジャンプAorB攻撃(以下:上りジャンプ小攻撃)】と言うのが有効です。
・このゲームのジャンプ小攻撃は、「どこから出しても着地まで攻撃判定が出っ放し」という持続の長さです。
・CPUの【超反応】の対空は「攻撃判定が出てから対空を行う」という法則があります。
(そうでないときもありますが、大半は反応してきます。)
この2点から、CPU戦での飛び込みは【上りジャンプ小攻撃】で行うことによって、上りの判定が出た地点に反応して対空を行ったCPUに、うまく攻撃を当てることが出来ます。
これをうまく使って、CPUに近付いてコンボを決めてください。
チンがテリーのジャンプ攻撃の判定が出た瞬間に、避け攻撃で対空にかかる。
だが、早すぎて下りまで判定の残るジャンプBを喰らって敢え無く昇天!
【CPUの行動パターン】
■何キャラかだけなんですが、全キャラ共通の攻略法が通用するキャラがいますので、攻略の参考にしてください。
<画面端バック上りジャンプ小攻撃(AorB)・パターン>対応キャラ
キム・ダック・ビリー・ローレンス
読んで字の如し、画面端で上りバックジャンプ小攻撃(JAorJB)をすることで相手の攻撃を封殺できる。
■<キム>の場合は、半月斬や飛燕斬などの対空の強さと、飛翔脚をガードしても反撃できないことで、苦戦することが多いと思います。
が、バックジャンプで画面端に行き上りジャンプ小攻撃を出していると、大体の攻撃を潰せます。
うまく半月斬や飛燕斬を地上ヒットで潰せれば、そこからコンボを狙いましょう。
■<ダック>と<ローレンス>は端じゃなくてもいいんですが、ジャンプ攻撃で突進技を潰せます。
飛び込みに対してスライディングや対空技のある2人ですが、ジャンプしながら相手を誘うことで少し楽に戦えます。
また<ヘッドスピンアタック/ダック>や<ブラッディスピン/ローレンス>は画面端で上りバックジャンプ小攻撃を出していると、裏回りコンボが可能です。
これでピヨりなんかも狙いやすいと思います。
■<ビリー>は端でバックジャンプ小攻撃をしていると、「雀落とし」か「遠距離小キック」を出してくることが多いです。
「雀落とし」をしてきてもたぶん当らないので、着地後殴ってください。
「遠距離小キック」で飛んできたら、そのままジャンプ小攻撃が当ることが多いので、コンボを決めてください。
※注意※
キャラによって、ジャンプ小攻撃の性能にばらつきがあります。
キャラによっては<バックジャンプ小攻撃>、<垂直ジャンプ小攻撃>の性能からチョイスが必要。
またAorBでも判定等が違うので、その辺はキャラごとの動きに合わせて選んでください。
<シンプルに飛び込めばOK・パターン>対応キャラ
チン・舞・ジョー・テリー
【上りジャンプ小攻撃】で飛び込んで、コンボを決めるだけ、あまり対空をしてこなかったり潰せたりするキャラです。
飛び道具を多く使ってくるキャラなので、飛び込むタイミングがわかると楽に戦えるキャラです。
■<チン>と<舞>に関しては、と飛び込みがよく通るので問題ないかと思います。
HPが点滅し始めると超必を使ってくるので、それを注意するぐらいです。
■<ジョー>と<テリー>は対空技もいい物を持っているので、「飛び道具を飛んで交わして、対空技を出しても届かないところへ着地」というのが有効です。
いわゆる「波動昇竜パターン」を狙うこの2キャラですが、昇竜拳に当る「タイガーキック」や「ライジングタックル」までを読んでおいて、対空技後攻撃を差し込むパターンです。
<ジョー>の方が対空をしっかりしてくるので、このパターンにハマりやすいです。
<テリー>はライン移動を盛んに繰り返すパターンもありますので、そうなったらタイミングよくライン攻撃で追いかけてコンボ。
<2A or 2Bで誘い出す・パターン>対応キャラ
アンディ
■<アンディ>は全キャラ共通の攻略方がありますので、特別枠で。
アンディは近距離で2Aもしくは2B(キャラによりそれぞれ別)を空振りかガードをさせると、上りJBか空破弾を出してくることが多い(たまに昇龍弾)。
JBや空破弾をうまくしゃがんで交して、アンディの着地に反撃を入れましょう。
2Aでジャンプを誘ってうまく”くぐって”着地を攻撃!
舞の場合は、着地したアンディに2C~大・龍炎舞(2ヒット)を決めると、相手はピヨります(T_T)
も1つアンディは時折画面中央からバックをするときがあります。
そのときにこちらもレバーをアンディ方向に倒してついて行くと、そのまま画面端まで追い詰めれます。
(アンディを追いかけるときに、追いついてしまうと反撃されてしまいますので、追いつくそうになったら一度立ち止まり再度追いかけてください)
追い詰めた後は、先ほど同様先端ガードされるかされないかの位置で2Aor2Bを振ってやると、今度は大半の可能性で昇龍弾を出してきますので、着地にコンボor投げを決め端をキープしつつ戦ってください。
下がっていくモーションを見たら、ついて行ってくださいε≡≡ヘ( ´∀`)ノまて~~
ほかのキャラに関しては、各キャラごとの攻略をしていきたいと思います。
(^^♪
<まとめ>
・気絶値があって、キャラごとに数値が違う。
・ダメージ補正があって、ラウンドを取られたり、HPが少なくなるとダメージが軽減される。
・飛込みが非常に落とされやすい、対策として【上りジャンプ小攻撃】を使っていきましょう。
・ある程度キャラの動きにはパターンがある。
最後に。
「餓狼伝説スペシャル」はいろんなハードで発売されています。
このHPの攻略は、ネオジオ(MVS)、PS2、Xbox360及びXboxone、PS4のDLなど主にアーケードのべた移植を対象にした攻略となります。
PCE-CDROMやスーパーファミコンに関しては、攻略対象外となりますのでご了承くださいorz