おベガのお部屋
私は『ストリートファイターⅡ』(以下、スト2)では、シリーズ通してずっとベガを使っていた。
そんな私のスト2の思い出をベガ中心に紹介します。
ベガはスト2のラスボスで、初代と言われる一番最初の「スト2」では他の四天王と同様使うことが出来なかった・・・。
1991年のスト2が出た当初は、ゲームセンターでもベガまで行ってるプレイヤーは少なく、コンティニューしてもバルログあたりまで行っている人を見れれば、
|д゚)「いや~うまい人もいるもんだな~」
と横の筐体の『ニューラリーX』を遊びながら見ていた・・・。
ストリートファイターⅡ
~PS2.カプコンクラシックスコレクション
出会いは突然であった。
いつも行く近所の駄菓子屋ゲームセンター”タマゴ屋”に人だかりが出来ているから、人をかき分けていくとそこにあったのが、スト2の新作ダッシュだった。
あの四天王が使えるようになったのである!
それまで私は『ニューラリーX』が10円で遊べたこともあって、『ニューラリーX』をするために駄菓子屋に通っていた。
たまにお金があっても『ファイナルファイト』の方がスト2よりも長生き出来て、
(とは言っても、精々ステージ3の警官が倒せるぐらいだったが・・・)
スト2はゲームの上手い人のおもちゃだと思っていた。
が、ベガを使っていたキッズが、次々に前作スト2で四天王まで行っていたゲームの上手い人を倒していく!!
サイコスルー
【サイコスルー】とは・・・
サイコクラッシャーアタックという、ベガ最大の必殺技はあくまでも見せ技にガードさせて、本命の投げを決めるハメ技。
『サイコはめ』とも呼ばれる。
同様に、ダブルニープレスをガードさせて投げる、【ダブルニースルー】(『ダブルニーはめ』)も開発された。
ダッシュのベガは、誰が使ってもそれなりに戦えて、ダッシュからスト2に入った私のようなビギナープレイヤーでも楽しめるキャラであった。
当時私の通っていた駄菓子屋の半分がベガ使いで、半分がリュウ・ケンを使っていたといっても過言ではなかった。
リーゼントの高校生が、私のホーム駄菓子屋のNo.1ベガ使いで、当時キッズだった私たちは彼からベガの使い方のレクチャーを受けていた。
( ゚Д゚)<リュウ倒すには”カニベガ”や!
ストリートファイターⅡ'(ダッシュ)
~PS2.カプコンクラシックスコレクション
ストリートファイターII' TURBO
(ダッシュターボ)
-HYPER FIGHTING-
(1992年12月)
ダッシュでようやく”対戦”という文化が馴染み始めたろ、『ダッシュターボ』なる新作が大きなゲームセンターに入ったとの噂が流れる。
私のホームの駄菓子屋には依然『ダッシュ』が絶賛稼働中だった。
私の駄菓子屋に『ダッシュターボ』が来たのは、1993年1月の頃。
私が感じた第一印象は・・・
どのキャラも白ぇ~!
・リュウ・・・薄い水色の道着
・春麗・・・・白いチャイナドレス
・サガット・・白のボクサーパンツ
・ベガ・・・・白の警官服
遊んでみると、それまで適当にサイコクラッシャーアタックをガードさせて投げている(サイコはめ)だけで勝てたCPU戦が、全く勝てないように・・・。
そして”ターボ”のその名の通り、とにかくゲームが早い!
今まで”カニベガ”と称し2中Kや5中K、5大Kで相手のけん制技を潰していた私でしたが、早すぎて差し込めない・・・。
あんなに強かったダッシュベガ・・・。
サイコ投げ、ダブルニー投げ、ダブルニーの連続ガードなど・・・。
ターボベガの良いところは、ダッシュでもあったサイコクラッシャーアタックがランダムで(?)多段ガードさせれて4回目がめくりになるというなぞな裏技が残されたこと。
いまだに発生条件を知らないんだけど、サイコクラッシャーアタックってガードしたときによってガードが1~4回ガードになるんだけど、1~3回目は表ガードで4回目だけ裏ガードになっている(時がある?)みたいで、対人戦でも使えるし、CPU線でも4回目はガードできないみたい。
ターボベガはとにかく、投げなど狙わずひたすらにサイコクラッシャーアタック!!